平成20年度 小中高連携教育
     
 

連携校
岩国市立錦清流小学校
岩国市立宇佐川小学校
岩国市立錦中学校
山口県立広瀬高等学校

 平成11・12年度の2年間の錦中学校との中高連携教育モデル校としての指定は終了しましたが、地域からの要請および支援もあり、引き続き、連携教育を実施しています。
 さらに、平成17年度より玖珂郡錦町(現岩国市錦町)内の2つの小学校(錦清流小学校、宇佐川小学校)との連携を開始しました。
●連携教育に期待される効果
 小学校と中学校と高等学校とが互いに連携・協力した学習指導や特別活動等を行うことによって、児童生徒の興味・関心を高め、これまで以上に児童生徒のもつよさや可能性を引き出すことが期待されます。
 特に、小規模校においては、学校の活性化のみならず地域全体の活性化にもつながるものであると考えております。


平成19年度小中高連携教育の実施状況

●教科指導関係
教科 連携の方向 学年 実施時間(週) 授業形態
国語 高校→中学校 3年 1時間 分割
英語 高校→中学校 3年 1時間 T.T
音楽 高校→中学校 2・3年 各1時間 T.T
体育 高校→中学校 1・2年 各1時間 T.T

  ※「T..T」はティームティーチング  「分割」はクラスを分けて別々に指導

●特別活動関係
・高校の図書館の一般開放
・学校行事への参加(高校の「茶摘み」に小学校・中学校が参加)
・中高合同の施設訪問
・部活動の合同練習(バスケットボール部、バレーボール部、吹奏楽部)
  特に吹奏楽部は、平成18年度より合同練習だけでなく、文化祭や運動会をはじめとした学校行事をはじめとして、各種大会へ中高合同で参加を開始しています。
・中高合同の自然環境研究

●その他、中高連携教育関連の取り組み計画
・それぞれのホームページの設置とリンク
・電子メールによる資料(時間割等)交換
・英検や漢検、数検等各種検定試験の共催

●その他、小中高連携教育関連の取り組み計画
・川の観察会の実施(錦清流小学校「総合的な学習の時間」) 高校→小学校
    


(参考)
平成11年・12年度中高連携モデル校指定を終えて
連携教育の効果
(1)生徒への効果
・中高の教諭がTT(ティーム・ティーチング)方式による授業を行うことにより、生徒が授業に新鮮さを感じ、
  今まで以上に興味関心を持つようになった。
  また、個別指導が決め細やかくでき、より多くの生徒に対して目が届く
・刺激になり、新鮮な気持ちで授業に取り組める
 また、個人・グループ指導が充実して良い
・3年生については広瀬高校をより身近に感じるようになってきている。
 学校見学会で高校に行ったときも「知っている先生がいる」という安心感が感じられた。
 学習効果については、よく分からないが、意欲的に取り組んでいる生徒もおおい

(2)教員への効果
・TT方式により授業を行った教員は、指導手法、教材研究等の参考になり、よい意味での刺激を受けた
・中学校と高校との信頼関係が深まり、お互いに話しやすくなった。

全体的評価
中高連携教育を実施したことによって、
お互いの学校に対しての関心が高まるとともに、教員同士の緊密さが増し、
中高の垣根が低くなっている



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